記念撮影

りんごだけではない、青森の日本一!

2021.04.05

産業能率大学3年の石井友理です。今回はとある農業法人さんにお邪魔しました。
突然ですが、この一枚目の写真は
何だと思いますか?よしだ家のにんにく
そうです、こちらは大量の“にんにく”です!
青森県のにんにくは、日本一の生産を誇り、
国内出荷量の約7割を占めています。三戸町を知る前までは
にんにくの生産1位が青森県だということを
私はまったく知りませんでした・・・。そんなにんにくを三戸町で育てている
『にんにくのよしだ家』という農業法人さんにお伺いしました。
今回お話をしていただいた方は、
代表の吉田清華さん。
吉田清華さん元々、お父さんが農家を営んでいたけれど、
はじめは継ぐ気がなかったのだとか。
継ぐきっかけとなったのが大学卒業とともに経験をした
ニュージーランドでのワーキングホリデー。そこで、システム化されている農業経営に感銘を受け、
日本に少しでも取り入れたいと思い、
お父さんの農家を継がれました。吉田さんと石井さん
(なぜか遠くの空を眺めている吉田さんと私)この吉田さんが作るにんにくは
有機肥料を使ったり、姫にんにくと葉にんにくの水耕栽培などの工夫をおこなっているためか、
普段私が食べている中国産の辛いにんにくと違い、とても甘くなっています。
よしだ家のにんにく
加工品の販売にんにくを育てているほかに、
加工品の販売も行っています。今回、“にんにく男みそ”の甘口、中辛、辛口の
3種類を味見させていただきました!私の食べてみた感想ですが、
にんにくのクセがいっさいなく、
そのままでも美味しいですし、
ご飯や他のおかずに足して
食べることもできるみそでした。他にもにんにくを使った加工品を
インターネットにて販売しています。
詳細はこちら↓
にんにくのよしだ家ネットショップ吉田さんと石井さんどのように育てているか、
中もお邪魔させていただきました。吉田清華さん

なんと、吉田さんこんな大きい機械を
操作しているようです。とてもかっこいい!

最初は農業を継ぐつもりではなかったと冒頭に書きましたが、
そもそも農業自体が好きではなかったそうです。
農業ではなく、土が好きでよく土の研究をしていたという吉田さん。
土を研究していくなかで、次第に農業に対する興味が広がり、実際に経営をする面白さに繋がったとのことです。

周りの環境は変わらないため、自分が変わるしかないと。

吉田さんは三戸町にこだわっているわけでなく、
たまたま縁があり三戸町で営んでおり、
『場所でなく、自分が楽しいだけ』
という言葉がとても心にしみました。

吉田清華さん

農業の話だけでなく、
生き方や考え方までたくさん学ぶことがありました。
なにより吉田さんの明るく、フレンドリーな雰囲気が
外者の私たちを温かく迎えてくださり
とても楽しい時間を過ごすことができました。
最後には『青森のお母さん』とも呼ぶほどに・・・。(笑)
ありがとうございました!
記念撮影

そんなよしだ家で作られているにんにくは,
『だるま食堂』さんの食材にたくさん使われています。
だるま食堂のマーク
入り口前にはかわいいお店のマークが。
だるま食堂のマーク
だるま食堂店内
店内にはいたるところにだるまが!
美味しそうな料理の写真を撮る大牧編集長
美味しそうな料理の写真を撮る大牧編集長と
だるま食堂の店主である吉田さん。

にんにくが有名なこの青森県には、
採れたにんにくを食べられる場所がないことに
もったいなさを感じ、農業ではなく食べられる場として
だるま食堂をつくられました。
かわいいだるまの顔をしたピザ
かわいいだるまの顔をしたピザ。
餃子
にんにくの料理といえば餃子!
普通の餃子よりもくせがなく、
ソースまでにんにくに包まれていて絶品でした。
BLACK GARLIC
ところで、この黒いにんにく。
これはBLACK GARLICといい、熟成させたにんにくです。
食べてみると、レーズンのような味がして
食感もやわらかくとってもおいしかったです。
クセはないけれどクセになりそう!(笑)

実は私、ここまで書いてきませんでしたが
にんにくがあまり好きではありませんでした。
ですが、このだるま食堂でいただいた料理が
にんにくを食べているのを忘れてしまうかのように
どれもおいしく、にんにくが好きになりました!
ガーリックマニアとよしだ家のかわいいシール

最後にはガーリックマニアとよしだ家のかわいいシールをいただき、
大切にパソコンに貼っています。

記念撮影
すてきな食、すてきな人に出会えてとてもすてきな時間になりました。
よしだ家、だるま食堂のみなさん本当にありがとうございました。

産業能率大学 3年 石井友理

サンノワ編集部

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