2021.04.20
そしてこの川蟹汁、とてもまろやかで殻を全く感じないため、
機械を使って作っていると当然のように思っていたら、
今でも包丁の上側(峰)を使い手作業で川蟹を
叩いて砕いているとのことでした。
そのため、1日20食しか作れないそうです。
納得ですね…。
しかも、味付けは醤油のみ!
(ちなみにこの醤油は今回取材させていただいた小野寺醸造元さんの商品)
インターン生も大牧編集長も驚きを隠せませんでした。
味噌が入っているような濃厚さ。
この濃厚さを蟹と醤油だけで出せるなんて、
料理人さんの腕には尊敬です。
手作業で叩くのが一番大変だろうと思いつつ、
一番苦労することをうかがうと川蟹はとてもデリケートなため
ピンセットを使って泥をとり綺麗に磨いてから調理するので
その作業が1番大変とのことでした。
実際に川蟹も見させていただきました。
小さな体にミソがつまっていました。
ほうほう、この蟹たちが美味しい汁になるのだなと思いつつ
殻を叩いたり写真を撮ったり私達インターン生は
興味津々で川蟹を見つめていました(笑)
この日いただいたのは海鮮丼とスイーツ、コーヒーも一緒についた
川蟹すいとん定食1,100円(税込)。
寒い体に染み、川蟹の旨味がギュッと詰まった
本当に濃厚で美味しい蟹の汁でした。
中にはたくさんのひっつみ(すいとん)。
コシもあり、もちもちしていて美味しかったです。
最後にこの蟹汁!
みなさんの家庭でも食べることができます!
しかもしかもアレンジもできちゃうそうです!!
まず、川蟹スープ(1,200円+税)。
こちらは、炊き込みご飯やパスタ、リゾットにアレンジ可能。
また、今回取材させていただいた小山田煎餅店の
「てんぽ」を入れても美味しいそうです。
(うわあぁ食べたい…想像するだけでよだれが出ちゃう!!)
次に、川蟹カレー250g(750円+税)。
結構たっぷりルーが入っていて、わざわざ皿に移さなくてもいいように
容器での販売。(優しい配慮…。)
最後に川蟹せんべい10枚(350円+税)。
お手軽な価格で川蟹汁の風味をお口いっぱいに楽しめます!
みなさんもぜひご家庭で頭を叩かれても気づかない
濃厚まろやか川蟹汁を召し上がってみてください!
成蹊大学3年 鈴木晴野
サンノワ編集部
三戸の魅力的な情報を掘り起こしていきます!