2021.04.18
郵便局だけでなく遺族のもとにも
段ボールで保管された多くの作品があったそうです。
ここから、11ぴきのねこたちは段ボールの暗闇から抜け出し、
徐々にたくさんの人の目に触れ人気になっていきます。
フレーム切手第1段「馬場のぼるとねこたち」は増刷4回の大ヒット!
2020年4月には第8弾のフレーム切手が発売されました。
三戸郵便局では、オリジナルフレーム切手だけでなく、
記念の押印サービスや毎月第3日曜日に開局する「ミャンのへ郵便局」など
さまざまな取り組みをしています。
2月22日には、にゃんにゃんにゃんの日(猫の日)にちなんで
記念した期間限定の小型記念通信日付印を実施していて、
三戸の郵便局に南は鹿児島、北は北海道から
全国のたくさんのねこファンが三戸郵便局を訪れます。
↑郵便局には感想ノートが置かれていて、
たくさんの絵やコメントが!中には5度目の訪問の方も…
愛を感じます!!
このように三戸町を、11ぴきのねこで盛り上げた火付け役!
昨年還暦を迎えられましたが、まだまだ元気な、ねこ局長こと橋本局長。
橋本局長はねこ局長と名乗りTwitterでつぶやいていて、
今では8000人を超えるフォロワーがいます。
このTwitterがきっかけで三戸郵便局を訪れる方もいるそうです。
(61歳でSNSをこなしているとは尊敬!!)
そして、食器からバックまで幅広い商品が揃う、11ぴきのねこグッズ。
2020年はバッグで有名なブランド「アウトドアプロダクツ」とのコラボで
リュックや長財布も販売しました。
それらのグッズ全て橋本局長が企画!
商品化する時にメーカーの方に協力していただくそうですが、
実現させるまでは一苦労。
1人ではできない。みんなの協力でできています。
とのことでした。
また、橋本局長は2015年、青森県からおもてなしアワードで
「おもてなし達人賞」を受賞。
2018年には、「青森県観光連盟理事長賞」も受賞しています。
まさに地域おこしの鏡!!!
橋本局長は、11ぴきのねこで三戸町を盛り上げていますが
その背景には、三戸にいなくても三戸を思い出すきっかけにしてほしい!
11ぴきのねこを通じて三戸町に対して誇りを持ってほしい!
という熱い思いがありました。
(う〜感動…泣)
↑局長室にはたくさんの11ぴきのねこのぬいぐるみ!
↑外の車庫には「ねこナンバー」をつけたバイク。
最後に、猫好きな私は、11ぴきのねこの缶バッジを
『道の駅さんのへ』で購入し郵便局を訪れていました。
(ねこ局長に対抗しようと思いカメラにつけて取材したのですが、
ねこ局長はピンバッジと缶バッジのダブルで
11ぴきのねこ愛には負けた気がしました…。)
↑可愛いのでとってもオススメ!
↑ポストカードもいただきました
取材を通して、ますます猫が、いや可愛い11ぴきのねこたちと
熱いハートを持ったねこ局長が好きになりました!
皆さんもぜひ、11ぴきのねことねこ局長に会いに
三戸郵便局を訪れてみてはいかかでしょう!?
成蹊大学3年 鈴木晴野
サンノワ編集部
三戸の魅力的な情報を掘り起こしていきます!