南部産くってげ!

2024.12.27

こんにちは!私たちは、三戸高校3年みらい探求コースの清沢勇人、木村麗誠、小渡心愛です!

今回は、青森県南部町で採れるさくらんぼ、「ジュノハート」について紹介します。

はじめに、ジュノハートの名前の由来から説明していきます。
ジュノハートの「ジュノ」というのはローマ語で「女神」という意味があります。
それに、そのさくらんぼの形がハート形だったことから、「ジュノハート」と命名されました。

「女神」+「♡」=ジュノハート !

ジュノハートは、これまでのさくらんぼとは比べ物にならないほど大きいです。
その大きさは、平均的なさくらんぼの横経16~22mmなのに対して、
ジュノハートの横経なんと28mm!!  ((デカっ!

一般的なさくらんぼ(左)と並べた大粒が特徴のジュノハート(右)

 

ジュノハートは大きさだけじゃない!甘さが際立ち、まさに絶品の味わいです!
平均的なさくらんぼの糖度が約14度に対して、ジュノハートは約20度(とっても甘い!)
また、酸味が少なく甘さが引き立つ味なので、さくらんぼの酸味が苦手な小さいお子さんでも食べることができます。

ジュノハートのこと、もっと知りたくないですか?
ということで、生産者である留長果樹園の留目さんにインタビューさせていただきました。

留町果樹園の留目さん(右)への取材の様子

 

質問①:ジュノハートを育てる上で大変なことはありますか?

留目さん:収穫量が安定しないこと、そして高品質なものが少ないことです。例えば、さくらんぼで有名な品種「佐藤錦」と同じ期間育てたとすると、佐藤錦が100個ほど実ったとして、ジュノハートは10個程度しか実らない。そんなイメージです。

 

質問②:ジュノハートの栽培で工夫していることはありますか?

留目さん:収穫までにさくらんぼの木の生育環境が暑くなりすぎないように気をつけています。具体的には、26℃以下に保つようにしていました。

この26℃以下に保つことは、留目さんが得た新しい発見だったそうです。
さくらんぼの花が咲く時期である3月〜4月に気温が26℃を超えると、実の出来が悪くなってしまうそうです。
地球温暖化の影響も受けてしまい、今年の出来はあまりよくなかったそうです…

栽培に苦労も多いジュノハートですが、その分高品質な実は大きく甘さ際立つおいしいさくらんぼなんですね。
留目さん、インタビューを受けていただきまして、ありがとうございました!

 

生産者の留目さんのインタビューでジュノハートの魅力、高品質の実ができるまでの苦労は伝わったと思います。
その分お値段もかかりますが、ぜひ一度南部の特産品「ジュノハート」を味わってみませんか?

 

<留長果樹園>

・住所:青森県三戸郡南部町大向後構68−2

・電話番号:0179-22-2818

・営業時間:9:00~18:00

・定休日:土曜・日曜・月曜

・ホームページ:https://tomechou.com/

 

<編集後記>

この授業の中で取材をさせていただいた生産者留目さんの気持ちやジュノハートに対する熱意などを知ることが出来ました。
ジュノハートの魅力がもっともっと広がっていけたらよいと思いました。
また、取材の仕方も学ぶことが出来て、良い体験にになりました。

 

 

 

 

三戸高校みらい探究コース

三戸高校みらい探究コース

私たちの感じた地域の魅力や興味を記事にしました。