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【提案記事】全て見つけたら豪華賞品ゲットのチャンス!? 11ぴきのねこを探しながら、町を探索しよう!!!

2025.01.31

こんにちは!三戸高校みらい探究コース三戸班の市村舞冬・大村光・小野紗彩・日保玲唯菜です。
今回は、私たちが三戸町役場へ提案した内容を記事にしました。

私たちが暮らす三戸町は、絵本「11ぴきのねこ」シリーズで広く知られており、町内に点在する11ぴきのねこの石像を巡るため、多くの観光客が訪れます。しかし、そのまま石像巡りだけで終わってしまう観光客が多いのではないかと懸念しています。

そこで、私たちは 「11ぴきのねこをすべて見つけた観光客を対象に、三戸町で使える食事の割引クーポンまたは三戸町の特産品をプレゼント!」 というアイデアを提案します!!!

11ぴきのねこの石像 三戸町役場前

そもそも「11ぴきのねこ」とは、三戸町出身の絵本作家・馬場のぼる氏による作品です。物語は、11ぴきのねこたちが時に失敗しながらも力を合わせ、困難を乗り越えていく冒険譚です。

ねこたちは、ちょっぴりずるくて欲張り、どこか抜けている個性的なキャラクターたち。そんな彼らのユーモラスなやり取りが、この作品の大きな魅力となっています。最終的には、協力の大切さや友情がテーマとして描かれており、温かみのあるイラストと楽しいストーリーが、多くの人々に愛され続けています。

絵本11ぴきのねこシリーズ

そんな「11ぴきのねこ」を活かしたまちづくりを進める三戸町の取り組みについてお話を伺うため、三戸町まちづくり推進課の明戸一樹さんにインタビューを行いました。

三戸町役場でのインタビューの様子

質問①:「11ぴきのねこ」を活用して、どのような取り組みを行っていますか?
明戸さん:私たちは、絵本の世界観を大切にしながら、「11ぴきのねこ」を活かしたまちづくりを進めています。
具体的には、石像の設置、ふるさと納税の返礼品、オリジナルグッズの販売、ラッピングバスの運行など、さまざまな取り組みを行っています。
また、地元の子どもたちに絵本をプレゼントする活動も実施し、町全体で『11ぴきのねこ』の魅力を広めています。

質問②:三戸町には、「11ぴきのねこ」を目的に、どのくらいの観光客が訪れていますか?
明戸さん:アップルドーム内にある ほのぼの館 には、年間約 5,000人以上 の来場者が訪れています。
また、道の駅や 「11ぴきのねこ」の石像巡り を目的に訪れる観光客も多くいますが、その正確な数は把握しきれていません。

ほのぼの館の外観

質問③:三戸町には、どのような特産品がありますか?
明戸さん:三戸町では 小麦文化 が根付いており、伝統的な郷土料理として ひっつみ、くしもち、南部せんべいなどがあります。特に南部せんべいは、青森県南部地域に行くほど厚さが薄くなるという特徴があります。

三戸町の南部せんべい

質問④:現在、三戸町で「11ぴきのねこ」の石像を巡った際に、何か特典はありますか?
明戸さん:三戸町の公式アプリを利用し、「11ぴきのねこ」の石像を3カ所以上巡る と、その端末で使用できるフォトフレームを獲得できます。

今回のインタビューを通じて、三戸町における「11ぴきのねこ」を活用したまちづくりや、町の特産品について知ることができました
明戸さん、お話を聞かせていただき、ありがとうございました!

 

三戸町役場の明戸さんへのインタビューを踏まえ、私たちが考える企画案をご紹介します。

企画概要

対象〉 三戸町を訪れ、「11ぴきのねこ」の石像巡りを楽しむ観光客の方
〈条件〉 町内に設置された すべての「11ぴきのねこ」の石像を見つけること
※達成の確認方法として、各石像とのツーショット写真を撮影し、提示していただきます。
〈提供内容〉 三戸町で利用できる 食事の割引クーポン または 三戸町の特産品 をプレゼント

例えば、ふるさと納税の返礼品として人気の松宗菓子店の和菓子「11ぴきのねこたち」 がプレゼントされたら、ねこファンにとって嬉しいサプライズとなること間違いありません。

和菓子「11ぴきのねこたち」

また、町の中心部にある「まちの楽校」や、道の駅さんのへに隣接する「SAN・SUN産直広場」 での食事時に、食事の割引クーポン を利用できるようにすれば、町の特産品である串もちなどをセットで注文するお客様も増えるのではないでしょうか。

三戸町の代表的な名産品の一つである串もち

私たちの提案について、どう思われますか?
もし共感していただけるようでしたら、ぜひ 三戸町役場にご提案いただけると嬉しいです!
私たちも、このアイデアが実現し、「11ぴきのねこ」ファンの方々が町内をたくさん巡ってくれることを楽しみにしています!

 

<編集後記>

三戸町が「11ぴきのねこ」を活用し、絵本の世界観を大切にしながらまちづくりを進めると同時に、地元の子どもたちのためにもさまざまな活動を行っていることを初めて知りました。

また、私たちが企画を提案した際、「とても良い案だ」と評価していただき、今後の参考にしたいとのお話をいただきました。
ぜひ、役場の方々の協力のもと、この取り組みが実現することを期待しています。

 

 

三戸高校みらい探究コース

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