
大春工業株式会社
2021.06.01
三戸町のどこかで今日も、重機の音が響いている。
道路を直し、建物をつくり、冬にはまだ暗いうちから除雪に出る。
目立つ仕事ではないけれど、町の“いつも通り”を支えている会社がある。
大春工業。
そこで働く若手と中堅の二人に、現場のリアルな話を聞いた。
三戸町にある大春工業。
道路工事、建築、解体、外構、そして冬の除雪まで、地域の暮らしを支える仕事を幅広く担っている。
派手ではない。
けれど、生活に欠かせない仕事だ。
今回話を聞いたのは、
鳥山広幸さん(25歳・入社7年目 ※取材時)
小林卓也さん(35歳・入社15年目 ※取材時)
どちらも現場の最前線に立っている。

大春工業の鳥山さんと小林さん
鳥山さんは高校卒業後、新卒で入社した。
朝は早い。
現場によっては7時前集合。
冬は除雪でまだ暗いうちに動くこともある。
「最初は、きつかったですね。」
セメント袋は約20キロ。
川の中での作業もある。
夏は暑く、冬は寒い。
だが意外だったのは、体力よりも“覚えること”が大変だったということ。
「前の現場でOKだったのに、次はやり直しってこともあります。」
現場ごとにやり方が違う。
1ミリ単位の精度を求められることもある。
「思っていたより細かい仕事だと思いました。」

大春工業の鳥山さん
辞めようと思ったこともあった。
それでも7年続けている。
「続けていくうちに、できることが増えてきました。資格も取らせてもらって、任せてもらえる仕事も増えました。今はちゃんと仕事してる実感があります。」
できなかったことが、できるようになる。
重機の操作。
段取りの理解。
現場を読む力。
「ここでやっていけるかなって思ってます。」
淡々とした言葉に、積み重ねの時間がにじむ。
現場ではケガもある。
骨折も経験した。
釘が刺さったこともある。
だからこそ、
「無理はしないですね。ケガしたら稼げなくなるので。」
安全第一は理屈ではない。
現場で覚えた現実だ。
小林さんは入社15年目。
二戸高等技術専門校で建築を学び、大春工業に入社した。
周囲から見ればベテランだが、本人は首を振る。
「まだまだです。」
大春工業は、土木も建築も解体も行う“総合建設業”。
「慣れたと思ったら、また違う。」
現場ごとに求められるものが違う。
覚えることが終わらない。
「50年やっても一人前かどうかって世界ですね。」
冗談のようでいて、本音だ。

大春工業の小林さん
現在、20代は2人。
30〜40代の中堅世代が少ない。
「3人で回せる現場を2人でやることもある。」
正直きつい日もあるという。
それでも現場は止まらない。
将来の目標を聞くと、鳥山さんは少し考えてこう言った。
「トップに立ちたいというより、仲良くやれればいいですね。」
派手な夢より、今日の仕事をきちんとこなすこと。
三戸町のどこかで今日も、
大春工業の現場は動いている。
静かに、確実に。

インタビュー時の撮影にて
第1部 完
〈大春工業にご興味をお持ちの方〉
詳しい会社情報や採用については、
大春工業の公式サイトをご確認ください。
大春工業 公式サイト
https://www.daiharu.jp/
問い合わせも随時受け付けています。
第2部へ続く