田子町に新たなカフェ店 - café & 雑貨「Daisy」-

2021.11.10

コロナ禍で飲食業界にも大きな影響があった2021年。

 

廃業を決断する店舗もある中、今年の7月、田子町に新たなカフェがオープンしました。

お店の名前は、

 

「café & 雑貨 Daisy」。

 

都会的な雰囲気の中に木の温もりが印象的な店内では、オーナー新井田良子さん手作りのワッフルやスイーツが楽しめ、ピザやカレーなどお腹を満たすメニューも揃っています。

 

(女性に人気!ワッフルにアイスクリーム、フルーツが乗った「ワッフルプレート(650円税込)」

 

(週替わりランチ、この日はカツカレー(サラダ、スイーツ付)(800円税込)ガッツリ食べたい男性にもおすすめです!)

 

また、アクセサリー作家としても活動している新井田さんのピアスなどの作品や、各地から仕入れた雑貨も販売されています。

 

 

7月のオープン以来、町内外からお客様が訪れ、田子町の新たな賑わいを創出するDaisy。

 

この店舗は、数年前に亡くなった新井田さんの父が、農業用の倉庫として使っていた場所だったそうです。

父親の想いが詰まった場所をなんとか有効活用できないか。。。

その想いを具体化するきっかけは、数年前に町内で開いたワークショップにありました。

 

人口のほとんどが農家である田子町では、冬場の間は農作業は一旦お休み。

そんな中で開催したハンドメイド作品のワークショップには多くの方が訪れ、参加者の皆さんが嬉しそうに作品を作る姿が忘れられなかったそうです。

 

「こんな雰囲気のお店を作れたら・・・。」

 

小さいころから、自分の店を持つことが夢だった新井田さん。

父親が残してくれたこの倉庫を、そんなお店にできないか。

 

(オーナーの新井田良子さん)

 

そこからスタートしたお店づくりには、たくさんの苦労があったそうです。

元々、倉庫だった建物には水道もなし。カフェとしてオープンさせるにも大きな費用がかかることは明らかでした。

資金を調達するために、準備した申請書。

聞き慣れない用語に苦労しながら何度も書き直し、それでも言われる手厳しい意見に心が折れそうにも。

 

それでも、新井田さんの熱意は変わらず、数年の準備期間を経て、今年お店をオープンさせました。

(店内は木の温もりが溢れた作り。昔の倉庫の面影は、梁ぐらい。おしゃれな空間に癒されます。)

 

「たくさんの苦労がありましたが、お店をオープンできたのも、家族や仲間の後押しがあったおかげ。店内で使っている椅子や什器も縁あって仲間から安く譲っていただきました。コロナ禍でなぜ今飲食店なんだという声もありましたが、私としては今このタイミングでしかできないと思っていました。いつも応援してくれている周りには感謝しかないです。」

 

この日も、Daisyの美味しい料理と想いが詰まったハンドメイド作品を求めに多くの方がお店を訪れていました。

そして何より、Daisyの1番の魅力は新井田さん自身。

 

お忙しいオーナーを捕まえて、ぜひその魅力を感じに、お店に遊びに行ってみてください。

 

===============================

café & 雑貨 Daisy

 

住所:青森県三戸郡田子町大字田子字新井田平44

電話番号:080-2038-7166

営業時間:午前11時から午後7時

定休日:火、水曜日

駐車場:5台

*席の予約も承っています。

===============================

 

Written by 五十嵐 孝直(サンノワ田子町PR大使)

Follow Me!