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記念撮影

時代を三戸と歩んできた「小野寺醸造元」と 歴史を語る果物「ガマズミ」の関係とは

2021.04.11

ガマズミという果実をご存じですか?
ガマズミは、赤くて小さい実なのですが、
その小さい実には、歴史と人々の想いが
ぎゅっと詰まっている果実なのです。

ガマズミの歴史

ガマズミとは、直径5㎜程度の小さな果実のこと。
山や野原で自生していて、秋から冬にかけて鮮やかな紅色の実をつける。
青森県南地方ではジョミまたはゾミともいわれている。
青森県三戸地方では昔、一日中歩き回るマタギたちが、
山中で食料に困ったときに、身体を休めるために、
ガマズミを口にしていたそうです。

ガマズミと小野寺醸造元

下記にある写真の商品は、
味噌や醤油を製造している「小野寺醸造元」さんが、
ガマズミという果実の収穫から果汁にする工程をし、商品化されたものです。
SANNOHE JOMI CIDER
きっかけは常連さんだった。
小野寺醸造元さんがガマズミを栽培し、手を加えるようになったのか
気になりますよね、、、!
ガマズミに目を向けるきっかけになったのは、
常連のお客さんが、ガマズミをもってきたことからはじまったそうです。
その後、ガマズミを研究所で調査し、三戸のガマズミの成分が良いことが
明らかになり、商品化への道を進むことになります。

ガマズミは、寒暖の差が大きく、冷涼という三戸地域の風土に
適しており、三戸で栽培されているガマズミは、ほかの地域のガマズミに比べて
ポリフェノールが多く、成分が良いことから注目されています。
また、ガマズミを食べること目的として、一定以上の数を生産しているのは、
全国でも三戸地域だけだそうです!これこそが地域資源、、

取材させて頂いたときには、収穫が終わっていたため、
ガマズミの実物を見ることはできませんでしたが、
小野寺醸造元のお父さん「小野寺昭夫さん」と
ガマズミの素敵な写真を見していただきました!
小野寺昭夫さん

ガマズミ

ガマズミってどんな味?

小野寺醸造元さんで、ジョミドリンクをいただきました!
酸味が強めですが、飲みやすく、
凝り固まっている体をほぐしてくれる
なんだか元気がみなぎってくる味でした!
ジョミドリンク
そのほかにも、ジョミサイダーと神ツ実ジャムをいただきました!
ジョミサイダーは、どこか昔懐かしい味がして
炭酸のパンチが強めで、お風呂上りに飲みたくなる!
そして、神ツ実ジャムは、酸味が抑えられていて
何にでも合う万能ジャム!
クレープに合わせたり
神ツ実ジャムとクレープ
ヨーグルトに入れてみたり
神ツ実ジャムとヨーグルト
もちろん食パンとの相性は抜群!!!!
神ツ実ジャムと食パン

未来に残していきたい地域資源

三戸町では、町おこしの一環として、何か新しい作物を作り出せないか
と考えるようになり、そんなときに頭によぎったのが
マタギの伝承だったそうです。
そこから、試行錯誤を重ねて、栽培方法を確立し、現在に至ります。
マタギの減少とともに、忘れ去られていたガマズミの果実は
多くの想いと手間により、三戸町の新たな地域資源として
生まれ変わりました。

小野寺醸造元さんを取材していくなかで、
昔の人の知恵や暮らしを、今と結び付けて、
未来に伝えていく姿を見て、
地域の奥深さを知ることができました。
記念撮影

サンノワ編集部

サンノワ編集部

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