「今すぐ人手が欲しい……」
「季節限定のお手伝いを
募集したいんだけど……」
そんな声を集めた、
三戸エリアの短期求人・内職求人一覧です。
普通の木は樹齢が約十年から数十年。
くわえて、青森に樹齢100年を超える松はとても希少。
そして、この関根の松、五右衛門の祖先、
一戸兵部綱定という人が藩主から賜った盆栽松だそうです。
つまり、元々ここに生えていたわけではなく移植された松!
一戸家によって代々大切に育てられ今もこうして残っているというわけです。
とにかくこの松がとても長生きで、
すごいこと、大切にされてきたことがよくわかります!
↑とても立派な松の姿。
堂々とそびえ立つ松の姿を目に焼きつけ、
11ぴきのねこの石像が待つ図書館へトイレ休憩ということで戻ると…
館内には馬場のぼる先生の作品が展示されている
大きなショーケース。
(馬場のぼる先生は三戸町で生まれ、多くの賞を受賞した
漫画家さんで『11ぴきのねこ』シリーズ絵本は
ロングセラーとしてこどもたちに愛されています。)
ショーケースの向かい側には…
なんと!11ぴきのねこの大きな人形が!
しかもインスタにあげる用のフレームまでも!!
他にも11ぴきのねこや馬場のぼる先生なりきることのできる
ぼうしやヒゲなどのグッズもありました。
まさかの図書館がインスタ映えスポットに…。
みなさんも立ち寄った時はぜひ写真を撮ってインスタに投稿しましょう。
成蹊大学3年 鈴木晴野
しかし、大正12年の火事により店舗が焼火してしまい
その後、堀江組(洋風建築で多くの実績を持つ弘前市の大工さん)により
1年足らずで今の近代洋風建築の建物をたて、
大正13年には店舗を再開したとのこと。
戦後からは食料品に限定してお店を営業してきたそうです。
大正ロマンを感じさせる建物の中に入ると
レトロ好きにたまらない!
味のある雰囲気で写真を撮らずにはいられない空間が…。
机も飾られているポスターも戦前からあるものがそのまま。
三戸エリアは空襲を逃れた為に今も残っているそう。
唯一変わったのは畳から床張りに変わったことくらい…
窓も机での作業を想定し高く設置されているとのことでした。
また、堀江組が銀行も建築していた大工さんだったからか、
どこか昔の銀行を感じさせるような店内でした。
本店も含め敷地内の5件の建物が大正時代に作られた西洋造りで、
すべて国の登録文化財に登録されています。
(事前予約で一般の方も見学できるそうです。)
今回は時間の都合上、お店の裏にある佐瀧別邸の外観だけ
みさせて頂きました。
和と洋が混ざり今まで私がみたことのないような
建築物でとても興味深かったです。
(時間があれば中も見たかったです!)
↑ステンドグラスの窓もとても綺麗。
↑本店と別邸の間には土蔵造も
佐瀧本店では地元と組んだ地サイダー作りをしようと試み、
小野寺醸造元さんや丸末果樹農園などと協力して作った
「三戸ジョミサイダー」や「ぶどっぷるサイダー」が売られています。
他にも、イカスミサイダーやテキカカシードルというりんごのお酒など
珍しい商品も置いてありました。
また、三戸の風景を絵にしたポストカードも売られていて、
もちろんのこと、歴史ある佐瀧本店、別邸ともにポストカードの題材に
なっていました。(この日は残念ながらその2枚は売り切れ…)
↑私も三戸の街並みポストカードを買って
実際の景色と照らし合わせてみました!
途中建て替えはあったものの
明治、大正、昭和、平成、令和と5つの時代を
またぎ戦争にも地震にも耐え抜いてきた佐瀧本店。
サイダーやお酒を買いつつ、歴史を感じに訪れてみては!?
↑ミニミニワンチャンも待っています!
成蹊大学3年 鈴木晴野
そしてそして、最後に私が感動したパンをご紹介させてください。
あんこ好きにはたまらない、あんかけパン!
実はあんパンの上にようかんがコーティングされているのです!!!
帰りの新幹線でおいしくいただきました!
驚きと感動でお腹も心もいっぱいになりました。。
記事の半分くらい食レポになってしまいましたが、、、
みなさんも、三戸町に訪れた際は、三戸町の“ほっこり”を
訪れてみてください♪♪
そして望岳亭からの帰り道、
今回のインターンツアーでお世話になった五十嵐さんが
糠部神社の近くで車を停めました。
うん?なんだ?と思ったら、
桜が屋台の屋根を突き抜けているではないか!!!
珍しい光景だなあ…と思ったら、
五十嵐さんから、次来た時には、この景色は見られないからねと…
近日、屋台が壊され桜の木だけになってしまうそうです。
※現在、建物は取り壊されています
変わりゆく街の風景は受け入れないといけないですが寂しいですね…
写真のような景色はもう見ることができないですが
三戸城跡城山公園は春に1,600本のサクラが咲き誇る
青森県南随一のサクラの名所としても有名で
「さんのへ春まつり」が開催され、
県内外から多くの人々が訪れるそうです!
見頃は4月下旬から5月上旬。
東京や西日本の方!桜見逃した!って方は
ぜひ訪れるべきですね。
成蹊大学3年 鈴木晴野